4月29日で、29歳になりました。
毎年来る誕生日、29回目を迎えました。
年齢にこだわりはなく、来年は30かあ、よく生きたもんだと思うぐらいですが、
ことしは子どもを産む年になるということで、想いで深い年になりそうです。
小さい頃は、16歳とか17歳になるのが果てしない先のことに思えていたのに・・・。
もう29歳か。数えで30歳だ。
長持することは、やっぱり良いことのように思います。
コンピューターや機械がいくらすごい性能を持っていても、
30年持つことがあるかなあと考えると、人間の完成度はぜったい機械より上なんでしょう。
そう思うと、木とかの長寿植物はすごいんじゃないだろうかとおもいます。
あ、いのちとものを比べられはしないかもしれませんが、
人がつくった物でも、機械とかコンクリートとかより布とか土器とか、木造建物とかそういった物の方が長持するでしょう。
一見もろそうな素材なのに、どうして、100年、200年、はては1000年も月日を経ていたり。
そういうことを考えると、
原発の、それこそ一見現代の叡智のすべてをあつめたように思っていた存在が、
たった30年、40年で老朽化するといわれ、あげく地震と津波で壊れてしまうのです。
そうすると、津波はないかもしれないけど、地震は何度も経てきただろう古い木造建築とか、
土に埋もれてしまっていた古墳とか、
なんかよう分からんけど発見された木簡とか、
そういうなもののいかに長持していることかと、不思議な気持ちになってしまいます。
ぐらぐらしていて、ふにゃふにゃしているもののほうがいいのかしら、なんて思ったり。
地震以降原発のもろさが発覚してますます、30年とか40年たつとふるくなってもろくなって行くものより、
自分が死んでも残りそうなものの近くにいたいなーと思うようになっています。
はっきりと。
それは、一対何なのか、見極める年になりそうです。