育てている野菜について

有機JAS認証の有機無農薬で栽培しています

つくだ農園の野菜は、すべて有機JAS認証を取得した圃場にて、有機肥料のみを使用して栽培しています。
また、有機JASで認められている金属由来の有機農薬類も使用していません。
ただし、天敵とよばれる害虫を防除するための益虫を利用することがあります。
例えばハダニにたいしてハダニを捕食するミヤコカブリダニを利用するなど。


野菜は現在、露地栽培とよばれるハウスなどの施設を利用しない圃場で育てています。
そのため、作物の出来不出来は毎年の天候によって左右されます。
けれども、お日様、雨、露を毎日浴びて、時には風雨にさらされて、暑さ寒さを耐え育つ野菜は、
ぎゅっと締まった美味しさを持っています。


美味しい野菜をみなさんにお届けできるように、作付けに工夫をこらし
少量多品種での栽培を行っています。
年間約40種類の野菜を育てるわたしたちつくだ農園の季節ごとの旬の野菜をぜひお試しください。

春夏の野菜

ジャガイモ

つくだ農園では、毎年それまでに食べて美味しかった品種約3種類程度を作付けしています。定番は「こがね丸」といって、油と相性よく皮までおいしい品種です。そのほかにも、栗のような味わいの「インカの目覚め」や、赤皮でねっとりとおいしい「アンデスレッド」などを作っています。

たまねぎ

早生品種と保存性の高い晩生品種の2種類を育てています。一度食べたらファンになってしまう方も多い、つくだ農園の玉ねぎ。10キロ単位でまとめ買いするお店も多いです。初夏に収穫して保存しつつ出荷し、年内には売り切れてしまいます。

なす

夏野菜でもっとも多く作付けするのが「千両ナス」です。名前の通り、たくさんなりますが、形よく皮ツヤ良く育てて出荷するのはとても技術のいる野菜です。焼きなす、揚げなす、炊きなす、どんな料理にしてもナスの濃い味を感じてもらえる夏の人気野菜です。

万願寺とうがらし

夏の京野菜といえばこの万願寺唐辛子ですね。甘みが強くあっさりした味わいです。大ぶりの万願寺唐辛子は、そのまま焼くだけでりっぱな京都のおばんざいになります。つくだ農園では、実がなる前に、葉っぱの部分を「葉唐辛子」として出荷します。京都では揚げと炊いたりじゃこと煮たり、昔から愛されてきた食材です。

ミニトマト

キュッとした甘みと酸味のバランスの良い品種を選び、路地で育ったトマトならでわの美味しさを感じていただけるよう栽培しています。野菜ボックスには欠かせない、ミニトマトですが、私たち農家自身も収穫をとても楽しみにしている野菜です。夏だけの美味しさをお届けします。

オクラ

夏といえばオクラ。夏バテ解消には欠かせないネバネバ野菜ですね。つくだ農園では、ズラーッとトンネルのように栽培して、毎年なつにはオクラのグリーントンネルができあがります。そのトンネルの中で、ひとつひとつ丁寧にハサミで収穫しています。とても成長が早いので、なり始めると収穫が終了する秋口までほぼ毎日収穫が続きます。

秋冬の野菜

聖護院大根

京野菜の聖護院大根は、丸い大根です。長大根よりも早く煮え、煮くずれしにくいのが特徴です。一度食べたらもう長大根には戻れない美味しさです。つくだ農園では、冬季の大根は聖護院大根が作付けのほとんどを占めます。おいしいものをつくりたいと考える私たちの選択です。

西洋人参

つくだ農園の秋冬野菜で最も人気の野菜です。つくだ農園が農業を営む大原の棚田の土はきめ細かく、深いのが特徴。その特徴が、人参作りには最適なのです。甘くて香り豊かな西洋人参は、生で食べてももちろんおいしいですし、カレーやシチューなど味の濃い煮物にしても負けることなく主張しますよ。

金時人参

金時人参は、人参の中でも作るのが難しく京都産はじつはあまり出回っていません。深くて水はけの良い土でないと作れないためです。つくだ農園では、棚田の特徴を活かして毎年とてもおいしい金時人参を作っています。生で食べるより、火を通した時の方が断然美味しくなります。きめ細かい肌は、他の人参を寄せ付けません。

海老芋

海老芋は、キュッと曲がった様子からそう呼ばれています。里芋よりもネバネバは少なく、それでいて味わいは濃厚です。どんなにしっかりと炊いても決してに崩れませんが、口に入れた途端にとろけるような食感を楽しむことができます。唐揚げやシチューなど幅広い料理に使うことができます。

農法について

なるべく近場のものを・・・
肥料には、こだわってます

つくだ農園では、無農薬、無化学肥料で
有機野菜づくりをしています。
2009年に有機JAS認証を取得し、毎年更新を重ねていますが、
有機JASで認められている農薬も使用していません。

有機JASの認証で認められる生産履歴の明らかな肥料のみを使用しています。
肥料は特に京都近郊の、おいしい食べ物を作る過程で
生まれる有機肥料も使用しています。
例えば、大原の山田農園の鶏糞、滋賀県朽木の宝牧場の牛フン、
京都府日吉の山田製油のごま油カスなど。
また、近くの造園屋さんがつくるバーク堆肥もよく利用します。

地域にある身近な資材で循環する農業を目指しています。

種まきから出荷まで

元肥(もとひ)

種をまいたり、苗を定植したりする前に土壌に入れる肥料です。元肥をバランスよく施すことが、その後の野菜の生育にはとても重要です。何を入れるかは、季節や天候、またその前に何を作っていたか、次の収穫までどれくらいの期間があるかなどを鑑みて決めて行きます。

畝立(うねたて)

元肥を入れた後の圃場をトラクターでよく撹拌してから、畝を立てます。つくだ農園の圃場はもともと田んぼだった場所が多く、やや粘土質。野菜によっては水はけをよくするために高久畝を立てたり、収穫しやすいよう低い畝にしたり。どんな野菜を栽培するかによって畝の高さ、幅も変わってきます。

種まき・定植

種を直接畑にまくのは、葉物野菜や根菜が多くなります。果菜類や豆、レタスなどは一度苗作りをしてから定植という作業になります。種まきも定植も、農家が一番ワクワクする瞬間です。これからぐんぐん大きくなる野菜を想像しながら、せっせと種をまくのです。種まきの前には必ず次に雨の降る日を確認します。一番ベストタイミングは雨が降る直前に種まきをしたり定植をすること。農家と天気予報は切っても切れない関係です。

水やり

家庭菜園などをされる方は、水やりが最も大切な作業と考える方も多いかもしれませんね。でも私たち農家にとっては、お天気といかに上手に付き合うか、つまり雨を利用した水やりが最も効果的と考えています。もちろん、雨が長く降らない時には水やりすることもありますが、多くの場合雨を利用します。なかには発芽するまで水やりの欠かせない野菜もありますが(人参類)種まきや定植の後にジョウロで水をやっている農家、実は少ないと思います。

発芽

待ちに待った発芽。種まきの後に強い雨に降られたり、日照りにあったり、霜に当たったり。発芽するまでにもドラマがあります。無事発芽した時にはやっぱり嬉しいもの。まあるい葉、尖った葉。葉っぱの形も野菜それぞれです。慣れないうちは雑草の発芽を、野菜だと勘違いすることもあります。

追肥(ついひ)

追肥は通常中耕と同じタイミングで行います。元肥を使って発芽した種や、苗たちにさらに大きくなってね、と追加で肥料を与えることです。追肥では、山田農園の鶏糞や山田精油の油カスなど、特徴ある肥料をそれぞれの野菜に合わせて施して行きます。どの野菜にどの肥料を与えるか、は野菜の味を決める大事な作業。経験が求められます。より美味しい野菜作りのために、毎年実験のようにして肥料も試行錯誤しています。

中耕(ちゅうこう)

野菜がある程度育ってきたら、雑草もある程度育ってきます(笑)。私たち有機農家は常に雑草との戦い。発芽した芽があまりに小さいうちは雑草を抜くこともままなりませんが、ある程度大きくなってきたら、鍬や管理機をつかって除草します。これを中耕といいます。

間引き

間引きは、密に生えた状態の野菜を少し減らしてやることで、残った苗を大きくする方法です。人参類やカブ類、大根類には欠かせない作業です。間引きの間隔が、その後の野菜の大きさを決める、大切な作業です。間引いた野菜は間引き菜として出荷します。捨てるところがないのが野菜の良いところ。追肥中耕の前に間引くこともあります。

土寄せ

ジャガイモや、海老芋など芋類には土寄せが肝心です。ある程度育ってきたら、土を盛ってやり、より深い場所に種芋がある状態にします。そうすることによって、ジャガイモはたくさん実をつけ、海老芋は名前の特徴でもあるキュッとした形に反るのです。海老芋を反らせるのはなかなか難しく、まだ試行錯誤を重ねています。

収穫

いよいよ収穫。葉物野菜は鎌で。根菜類は手で。果菜類はハサミで、と収穫のスタイルも野菜によって様々です。実を傷つけないよう丁寧に、迅速に収穫していきます。ワクワクする楽しい作業です。スタッフ総出で毎週3回、出荷販売のために収穫しています。

洗浄・選定

人参や小カブ、大根などは収穫した後すぐに洗浄します。といっても軽く土を落とす程度で、農業用水路の水をポンプでくみ上げて利用しています。漂白や洗剤を使った洗浄ではありません。収穫した野菜は、洗うものも洗わないものも収穫したてをすぐに綺麗に掃除してパックしていきます。なかには、ジャガイモやサツマイモ、カボチャなど収穫後一定期間追熟させる野菜もあります。

配達・発送

皆様に一番美味しい状態でお届けできるよう、収穫の次の日にはもう配達や野菜ボックスとして発送するのです。このスピード感が、野菜の鮮度と美味しさを保ちます。